困った時の相談場所 (オンライン)

赤ちゃんをなくすという出来事はとても衝撃が強い出来事なので、しばらくの間、普段できていることが手につかなくなったり、悲しみや怒りなど感情の振り幅が大きくてコントロールできず、周囲の人間関係に影響したり、様々な悩み事が生じるかもしれません。

身近に信頼できる人、あなたの話を否定や評価をせずにゆっくり聞いてくれる人がいれば、勇気を出して、話を聞いてもらうことで、少し安心できるかもしれません。

一方で、身近な人だからこそうまく話せない、話しづらい気持ちもあると思います。

「赤ちゃんをなくした家族の心の状態、悩み事」に一番詳しいのは、似たような経験(赤ちゃんとの死別)をされた家族同士が集う分かち合いの場(自助グループ、ピアサポートグループなどと呼ばれます)かもしれません。最近では、ネット上で、天使ママ(赤ちゃんをなくしたお母さんの通称)同士で繋がり、支え合う場もあります。

自助グループのようなグループの場に参加することへの不安、抵抗感を感じる場合は、地域の公的な相談窓口を利用する方法もあります。

このページでは、オンラインでの相談場所の情報をまとめています。最初の相談で思うようなサポート、情報を得られないこともあるかもしれません。それでも、「誰も当てにならない、助けはないんだ」と諦めて孤立せずに、次の相談場所を探してみてほしいと思います。

あなたの悲しみに寄り添ってくれる人・場所につながれるように、心から願っています。

【オンラインで相談できる場所】

⑴自治体の相談窓口

おおさか性と健康の相談センター

大阪府のセンターですが、他自治体居住の方の相談も受け付けています。Zoomによる個別相談が可能です。

東京都福祉局「赤ちゃんを亡くされたご家族のための電話相談」

東京都以外の方の相談も受け付けています。保健師など専門職の他に、SIDS家族の会のビフレンダー(赤ちゃんをなくされた当事者で、自助グループの運営メンバー)さんに相談することができます。

⑵民間の相談機関

⑶自助グループ、サポートグループ

対面での集いに加え、Zoom等利用しオンラインでの集いを開催されている自助グループがあります。

周産期グリーフケア情報ステーション@北海道

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