不育症に関する情報
妊娠はするけれども、2回以上の流産、死産を繰り返して結果的に子供を持てない場合、不育症と呼ばれます。日本、アメリカ、ヨーロッパでは2回以上の流産・死産があれば不育症と診断し、原因を探索する事を推奨しています。また1人目が正常に生まれても、2人目、3人目が続けて流産や死産になった際、続発性不育症として検査をし、治療を行なう場合があります。
2回以上の流産、死産を経験した場合、不育症に関するリスク因子の検査(流産の場合は、その多くは偶発的流産ですが、2回以上繰り返す場合、リスク因子がある場合があります)について、主治医の産婦人科医師にまず相談してみましょう。また、各自治体に不育症相談窓口が設置されている(https://www.mhlw.go.jp/content/000882718.pdf)ので、そちらに相談することもできます。
◆「Fuiku- labo 」ウェブサイト
厚生労働省研究班がまとめたもので、一般向けにわかりやすく情報提供がされています。
◆参考文献
*周産期に子どもを亡くした経験をもつ母親の次子の育児の特徴ー上子との育児の違いを通して ー 伊藤静香、 蛎崎奈津子 岩手看護学会誌 Vol.8, No.2,2014
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